初めまして、はたらきGUY(@hatarakiguy)と申します。
退職110番を使えば確実に退職できるの?
退職110番は安全なの?
退職110番の利用を考えているけど、本当に退職110番が自分に合った退職代行サービスなのか、わからないですよね。本記事では、退職110番の口コミや評判、サービスの特徴・利用するメリット、デメリット、向いている人、向いていない人をまとめました。
実際に利用する前に、自分に合っているか、使ったほうが良いかを判断する材料にしていただけましたら幸いです。
※本サイトにはアフィリエイトリンクを含みます。
<この記事でわかること>
・退職110番のサービス内容/料金
・退職110番の口コミや評判
・退職110番のメリット・デメリット
・退職110番の利用の流れ
- 退職110番とは?
- 退職110番の特徴・メリット6選
- 退職110番を利用するデメリット・注意点3選
- 退職110番の口コミ・評判
- 退職110番の利用が向いている人
- 退職110番の利用が向いていない人
- 退職110番のよくある質問
- どのような雇用形態が対象となりますか?
- 有給休暇が残っている場合は、退職までに消化することができますか?
- 会社に辞職の申し入れをしても聞いてもらえないのですが、対応して頂けますか?
- できればもう出社したくないのですが、業務の引継ぎはしなくてもよいですか?
- 「退職代行サービス」を利用すれば、本当に退職出来ますか?
- 退職時に未払い残業代がある場合には、一緒に対応することができますか?
- 退職代行中や退職後に、自分(依頼者)宛に会社から直接連絡が来ることはありますか?
- 出来る限り早く退職したいのですが、「即日退職」はできますか?
- 親や家族に退職することを知られたくないのですが、対応して頂けますか?
- 月途中の給与や退職金はどうなりますか?また、失業保険の手続きに必要な書類はもらえますか?
- 退職110番を利用する流れ
- 退職110番と他のサービスを比較
- まとめ
退職110番とは?
退職110番は「弁護士法人あおば」という弁護士法人が運営している退職代行サービスです。運営責任者の相川祐一郎氏は、弁護士兼社会保険労務士という2つの国家資格を保有しており、広島弁護士会に所属しています。
サービスのモットーを「トラブルを回避し、利用者が安心して次のステップへ進めるように『アクセスしやすい弁護士である』」としており、リスクを排除し、確実性を持たせることを大事にしています。
退職110番の運営法人
運営法人の「弁護士法人あおば」では企業法務、相続、民事・遺言等を中心とした各種問題対応全般を扱っており、中でも労働問題に特に力を入れています。代表者である相川氏以外にも1名の弁護士が在籍しており、2019年2月に広島で開所してから、数多くの依頼に応えている弁護士事務所です。
退職110番の料金・サービス内容
退職110番の料金は、正社員・アルバイト・パートなど雇用形態不問で43,800円(税込)と、退職代行サービス全体の中では比較的高い価格設定となっています。
一方で、弁護士事務所が運営する退職代行サービスの相場は50,000円~60,000円ほどのため、弁護士事務所の中では安い価格帯となっていると言えるでしょう。
弁護士が直接会社とやり取りしてくれるという安心感と、退職意思の伝達以外の「有給休暇の調整・交渉」や「未払い残業代・退職金の交渉」まで代理で行ってくれる点がサービス内容としての魅力です。
【退職110番のサービス内容】
運営 弁護士法人あおば
料金 43,800円(正社員・アルバイト・パート一律)
対応の早さ △(お問い合わせフォームより申し込み後、弁護士より連絡)
対応範囲 退職意思の伝達/退職書類の作成・請求/有給休暇の取得申請・交渉/
残務引継ぎの調整交渉/退職日の調整/残業代・未払い給与・退職金・慰謝料の請求
※残業や給与の未払い金請求、退職金請求、ハラスメントによる慰謝料、
労働災害保険の申請など、通常の退職代行内容とは異なる
「金銭が絡む請求」については、契約費用とは別に成功報酬が発生。
24時間対応 なし
支払 クレジットカード/前払いのみ
相談方法 電話・メール
その他 退職できなかった場合、全額返金制度あり
退職110番の特徴・メリット6選
退職110番の特徴と利用するメリットを見ていきましょう。
大きく6つの特徴・メリットがあることが分かりました。
【退職110番の特徴・メリット】
・弁護士事務所が運営しているため、交渉が可能
・未払い賃金や退職金など、金銭請求が可能
・煩わしい書類続きの手配も任せられる
・面談不要で依頼当日から出社しなくて済む
・住まいに関わらず、全国どこからでも利用可能
・弁護士事務所の中では料金が安い
それぞれを詳しく見ていきましょう。
弁護士事務所が運営しているため、交渉が可能
まずはなんといっても「弁護士対応だから」交渉が可能だということです。
通常、民間企業が運営する退職代行サービスでは「退職意思の伝達」は出来ますが、もしも企業から「代理交渉権を有する弁護士でない限り本人から連絡をさせてください」と言われた場合、代理に交渉を進めることはできません。
これは弁護士資格を持たない民間企業などでは、退職のアドバイスや本人の意思を会社に伝えることはできても、法律に関わる具体的な対応は弁護士法に違反する可能性が高く、不要なリスクを抱えてしまうためです。
基本的に依頼者は違法行為と捉えられることはありませんが、弁護士資格を持たない非弁業者が交渉し、違法と見なされた場合、退職の無効や会社から懲戒解雇・損害賠償請求をされる可能性はありますので、注意が必要です。
退職代行業者に依頼する中でも、弁護士事務所に依頼することでの「安心感」を得られるということはメリットではないでしょうか。
未払い賃金や退職金など、金銭請求が可能
続いても「交渉」に関わるメリットですが、弁護士対応だからこそ、「未払い賃金」や「未払い残業代」「退職金」「損害賠償請求」などの金銭請求をすることが出来ます。
ケースとしてはほぼありませんが、仮に会社が損害賠償請求をしてきたとしても、弁護士に依頼をしていれば対応を全て任せることができます。
・退職時に会社に交渉してもらいたいことがある方
・賃金の請求を行いたい方
上記に当てはまる場合には弁護士事務所が運営する退職代行を選ぶのがおすすめです。(というか弁護士事務所一択です)。
また、実際に未払い賃金や損害賠償請求によって何十万円という、まとまった金額を得られることも。残業代は労働法で厳密に定められており、通常の時間外労働で25%の割増、深夜残業はさらに25%(合計50%の割増)法定休日ならば35%の割増が加算されます。
さらには弁護士を使って民事裁判にまで発展した場合、「遅延損害金」まで受け取れる可能性が出てきます。
これは残業代が未払いとなっていた期間の利息として計算されるので、在職中の場合で年利にして6%、退職後はなんと年利14.6%分の利息が発生します。
本来の残業代だけでも相当な額が貯まっている場合、弁護士を使いしっかりと回収することで人によっては100万円を超えて得してしまうケースすらあるでしょう。
一方で、残念ながら、残業代の請求を個人で請求していくのはほぼ不可能なので、弁護士に相談することをおすすめします。
多くの業務を退職110番に丸投げできるのは、利用者にとってメリットと言えるでしょう。
煩わしい書類続きの手配も任せられる
続いてのメリットは、煩わしい書類の手配も任せられるという点です。
離職票の請求や、会社所定の退職手続き書類の手配なども、全て代行可能。
直筆の書類記入や捺印など、本人が行なわなければならないことを覗いて、書類関係のやり取りを全て代行してくれることもメリットと言えるでしょう。
どの書類が必要で、何を対応しなければならないのか、という点まで気が回らなくなってしまうこともありますので、こういった点もサポートしてくれるのは、手間を無くすだけでなく、安心できるでしょう。
面談不要で依頼当日から出社しなくて済む
正式申し込み当日からサポートを開始し、メールでのやり取りのみで、退職までの手続きを終える事ができることも特徴です。
有給休暇残を使用したり欠勤扱いにすることで、依頼から即日出社することなく退職することが可能です。
退職を決めた会社に出社することなく、会社と直接やり取りすることなく、もはや弁護士事務所とも電話や訪問で直接やり取りすることなく退職できるのは、非常に気が楽です。
住まいに関わらず、全国どこからでも利用可能
続いてのメリットは住まいに関わらず、全国どこからでも利用可能ということです。
退職110番を運営する弁護士法人あおばは広島県広島市と大阪府大阪市に事務所を構えていますが、退職代行サービスの利用では直接事務所に来訪する必要はありません。
メールと郵送のやり取りで退職まで完結できるため、あなたが住んでいる場所や勤めている場所がどこであっても、利用することが可能です。
地域や勤めている会社の規模・雇用形態などでも当然料金は変わりませんので、ご安心ください。
弁護士事務所の中では料金が安い
退職110番の料金は雇用形態に関わらず43,800円(税込)と、弁護士事務所が運営する退職代行サービスの相場と比べて安い価格設定になっています。
退職代行サービスの料金はピンキリですが、運営会社によって大体の相場があります。
民間企業 :20,000円~25,000円
労働組合 :25,000円~30,000円
弁護士法人:50,000円~60,000円
退職代行サービスの種類は「一般法人」「労働組合」「弁護士法人」と3種類あり、それぞれで対応範囲が異なります。
詳細はこちらの記事を見ていただければと思いますが、大きなサービスの違いは以下の通りです。
退職代行の運営元 | 対応できる内容 |
民間企業 | 退職の意思伝達のみ |
労働組合 | 退職の意思伝達・退職交渉・一部書類請求 |
法律事務所 | 退職の意思伝達・退職交渉・有給休暇取得の交渉・ 書類請求・残業代請求・損害賠償請求・その他法律業務 |
退職110番は弁護士事務所の相場(50,000円~60,000円)の中では圧倒的に安く利用できるため、弁護士事務所運営の退職代行サービスを利用する際には料金のメリットが大きいサービスです。
退職110番を利用するデメリット・注意点3選
ここまでメリットを紹介してきましたが、退職110番を利用する際にデメリットになること・注意点を3つご紹介します。
【退職110番を利用する3つのデメリット】
・未払い残業代などの請求や交渉には別途費用が必要
・LINEでの問い合わせが使えない
・未払い残業代など、金銭請求がなければ他の退職代行サービスの方が安い
それぞれ詳しく説明します。
未払い残業代などの請求や交渉には別途費用が必要
1つ、絶対に覚えておかなければならないことは、未払い賃金や残業代、退職金、損害賠償請求などの金銭請求・交渉には退職代行の料金43,800円(税込)とは別に費用が必要となる点です。
料金体系は回収額の20%となっており、労働審判の場合は25%、裁判になった場合には30%の費用が掛かります(税別)。
例えば、100万円の未払い残業代の回収が交渉によって出来た場合には20万円+税(=22万円)の費用が掛かり、退職代行料金の43,800円(税込)と合わせて、
1,000,000円ー220,000円―43,800円 = 736,200円
があなたに入ってくる金額となります。
別の例として、裁判まで発展して150万円の未払い賃金・慰謝料の回収に成功した場合には、150万円の30%+税と退職代行料金の43,800円が費用となります。この場合は、
1,500,000円―495,000円―43,800円 = 961,200円
があなたに入ってくる金額となります。
3つ目の例は金額が大きくない場合です。
入社半年で月45時間の残業代がもらえていなかった、というケースを想定してみましょう。
時給1400円だとした場合、残業代の金額は
1400円×割増賃金率125%×45時間×6か月=472,500円
となります。
これを交渉で獲得できた場合、
472,500円―103,950円―43,800円 = 324,750円
が回収できる金額となります。
いかがでしょうか。
意外と働いた期間が短くても、それなりのまとまった金額になることがわかります。
料金体系がわかりにくく、別途費用が掛かることに抵抗感を感じられる方は多いですが、未払い賃金請求などをする場合には退職代行費用を上回って得られる金額がありますので、覚えておきましょう。
LINEでの問い合わせが使えず、無料相談期間がないこと
2つ目のデメリットは他の退職代行サービスで多い「LINEで無料相談」の機能がないことです。
LINEで24時間気軽に相談が出来る、ということを売りにしている退職代行会社は多く、実際に夜間・早朝に退職を決意する人は多いです。
過去の私もそうでした。
我慢の限界が来て「もう限界」と感じるのは夜中や朝出社しようと思ったら動けない・・・という状況でした。
そして、もう一つは「申込みと同時に支払い」をするというフローです。
他の退職代行では依頼を正式にするまでに無料相談の期間を設けているサービスが多いですが、退職110番では申し込みフォームで受け付け後、すぐに料金の支払いとなります。
その分、万が一退職できなかった場合には全額返金をすることを約束するなど、サービスの質には自信が伺えますが、覚えておくべき注意点でしょう。
未払い残業代など、金銭請求がなければ他の退職代行サービスの方が安い
3つ目の注意点は、未払い残業代などの金銭請求がなければ、他の退職代行サービスの方が料金が安く済む、という点です。
民間企業が運営する退職代行サービスでは交渉は出来ませんが、その分料金は20,000円~25,000円と安く、労働組合が運営する退職代行サービスでは裁判になった際の代理人としての動きこそできませんが、退職に関する交渉は可能で、25,000円~30,000円と、退職110番の43,800円よりも安くなっています。
金銭請求が絡まないのであれば他の退職代行サービスを利用する方が安く済む、という点は注意点として覚えておきましょう。
退職110番の口コミ・評判
退職110番の口コミをインターネット・X(旧Twitter)で調べたところ、多くの口コミがありました。「退職代行口コミ評判ランキング」では5位となっており、14件の口コミが寄せられていました。
退職110番の良い口コミ
40代男性正社員
うつ病と診断されてどうすれば良いかわからないのでトラブルに強いと評判の退職代行にお願いしました。入社してから10年近くになりますが、残業や休日出勤も多くて限界でした。
最近は仕事のトラブルも多くて精神的にも辛い状況が続いてしまい、病院に行ったところうつ病と診断されました。
うつ病と診断されてからは治療のために退職したいと会社に伝えましたが、認めてもらうことができず、会社側と話がかみ合わないままトラブルになっていました。このままではうつ病がさらに悪くなると考え、第三者に力を借りることにしました。
色々と調べてたところトラブルに強いと評判の退職代行サービスを見つけました。弁護士が運営している退職代行サービスだったので、トラブルになってしまった現状を何とか変えて欲しいと藁にもすがる思いで問合せしました。
問い合わせしてからは不安なことを一つ一つ丁寧に回答してくれ、信頼できるところが見つけられたと感じました。退職代行を進めてくれる時には随時状況を教えてくれたので安心して結果を待つことができました。
退職も無事に完了できて本当に良かったです。
30代前半女性正社員
有給消化の交渉や損害賠償のことが心配だったので弁護士に依頼しました。
うちの会社の社長は面倒な人で、過去に退職した人とはほとんど揉めている感じです。
そんな状態なので辞めるのにもストレスが溜まります。できれば関わりたくない、誰かに交渉してもらえると助かるのに。色々調べて退職代行サービスをお願いすることにしました。
希望は有給を消化すること。あとは社長が損害を請求するなんてことを言いかねないので、そちらでも対処できることを条件にしました。
退職代行で検索をして最初に見つけたのがここです。最初から最後まで丁寧で問題なく有給消化ができ、損害賠償を請求されることなく退職できました。料金が高めだけど、十分満足です。
退職110番の悪い口コミ
20代後半男性正社員
今日、仕事を辞めたいと思って比較もしないで退職代行をお願いしたのだが。
今日というか当日中に仕事を辞めたいと思ってお願いしました。 急いでいたから特に他の退職代行と比較することもなく申し込んで無事に退職。 だけど料金は思った以上にかかりました。まぁ弁護士の退職代行だから今後のフォローは安心だと思います。
30代前半女性正社員
辞め方がわからなくて困りました。おすすめは微妙な感じです。
職場とのやり取りに不安があったので弁護士の退職代行サービスを使うことにしました。
私自身、初めての退職ということもあって何をすれば良いのかわからず、最初の問合せから色々と聞いてしまいました。
結果的には一生懸命に説明していただきなんとか話を進めてもらうことができましたが、物わかりの悪い私に非があるのですがもう少しわかりやすく説明してもらえると嬉しかったです。
私のように辞め方がわからない人や退職代行サービスを使うのが初めての人が多いと思うので、専門的な言葉は、私には難しかったです。。。
私のように辞め方とか色々わからない人には、退職代行110番さんのおすすめは微妙です。
退職できたことには感謝しています!
退職110番の口コミまとめ
退職110番は、料金が税込43,800円と、退職代行サービスの中では高いですが、弁護士法人が運営する退職代行サービスとしては安い方です。
口コミの内容を見ても、「弁護士が運営している安心感」を求めて利用されている方が多く、その点には満足されているように見受けられました。一方で、料金がもっと安かったらよかったのに、という希望も多く見られましたので、やはり「退職代行だけをしてほしい方」からすると料金が高く感じられるようです。
退職110番の利用が向いている人
退職代行110番の利用が向いている人を、3つの特徴からまとめました。
<退職110番の利用が向いている人>
・有給休暇の消化などを、会社と交渉してほしい人
・未払い賃金・残業代・退職金などの金銭請求をしたい人
・退職にかかる手続きを「すべて」行なってほしい人
それぞれ詳しく説明します。
有給休暇の消化などを、会社と交渉してほしい人
1つ目の向いている人の特徴は、有給休暇の消化などを会社に対して交渉してほしい人、です。
この交渉自体は労働組合が運営する退職代行サービスでも可能ですが、退職110番では弁護士+社会保険労務士としての資格を持つ弁護士自身が交渉を行なってくれます。
労働問題専門の弁護士が交渉をするのと、労働組合が交渉するのでは会社側の受け取り方も変わりますし、対応も変わるでしょう。
退職日に合わせて消化期間を決めるのではなく、有給の残日数に合わせた退職日の調整など、あなたが希望を最大限叶えるための交渉力は、労働組合にはなく、弁護士110番ならではの魅力と言えるでしょう。
未払い賃金・残業代・退職金などの金銭請求をしたい人
2つ目は未払い賃金や残業代など、金銭請求をしたい人です。
メリット・デメリットの項目でも記載をしてきましたが、「未払い賃金がある」と認識しているのであれば、それは必ず請求した方がよいです。
なぜなら、それはあなたが正当にもらえる賃金で、不当に搾取されていたお金だからです。
あなたのいた会社の社長や上司からは恨まれるかもしれません。ですが、関係ありません。そもそもあなたを不当に扱っていた会社です。
話が少しそれましたが、金銭請求をできるのであれば、絶対にした方がよいです。退職した後にすぐに次の就職先へ転職できたとしても、本来もらえるはずだったお金をもらわないのは、「損をしている」からです。
そして、その損を少しでも減らす、という点では弁護士事務所が運営する中でも基本料金が相場よりも安い退職110番を利用することで、手元に入る金額は多くできるでしょう。
退職にかかる手続きを「すべて」行なってほしい人
3つ目は「退職にかかる手間をすべて任せたい」という方です。
多くの退職代行サービスでは、書類や返却物の手配などは自分で行なわなければなりません。一方で、退職110番では直筆や捺印が必要な場合以外はすべての書類のやり取りも全て代行してくれます。
また、万が一トラブルになったときにも弁護士としてあなたの代わりに法定代理人として動いてくれるため、何があっても任せていられる、という安心感があります。
全て任せて、手間やストレスを最大限減らしたい、という方にお勧めです。
退職110番の利用が向いていない人
では逆に、退職110番の利用が向いていない人はどのような人でしょうか。
明確に1つありますので、ご紹介します。
退職代行のみを行なってほしい人
退職代行110番の利用が向いていない人は、「退職代行のみを行なってほしい」人です。
この理由は、退職代行業務としての利用だけでは、単純に他サービスと比較して割高だからです。
こと「辞める」ということにおいてだけであれば、労働組合法人が運営する退職代行サービスを利用すれば、確実に退職することが出来ます。退職する権利は民法で定められており、労働組合は労働者の代わりに退職に関して交渉できる権利を有するため、法的に対応することが可能だからです。
つまり、ただ「退職代行だけをしてほしい」ということであれば、退職110番よりも労働組合が運営する退職代行サービスで十分に希望を叶えてくれ、安く済むのです。
退職110番のよくある質問
どのような雇用形態が対象となりますか?
正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトが対象となります。業務委託、業務請負は対象外となりますのでご了承ください。
引用|退職110番 公式サイト
有給休暇が残っている場合は、退職までに消化することができますか?
退職までに未消化の有給休暇がある場合は、取得することができます。
有給休暇は労働者の権利ですし、退職の意思表示を会社に行った後は「極力会社には出社されたくない」という心情もあろうかと思います。当サービスでは、弁護士から会社に有給取得の申し入れを行い、退職に至るまでに可能な限り有給を消化できるように交渉を行います。
引用|退職110番 公式サイト
会社に辞職の申し入れをしても聞いてもらえないのですが、対応して頂けますか?
法律上では、個人には会社を辞める権利が保障されていますので、退職をすることが可能です。例えば「後任の人材確保が出来てから」などということは、会社の抱えている問題であり、あなたの退職を引き留める正当な理由にはなりえません。
まずはご事情や希望を伺い、その後の会社へのご連絡などは弁護士が代行いたします。退職届の提出や会社からの貸与品返却なども郵送で行う形で対応していきますので、直接会社の方と顔を合わせるような機会はありません。
引用|退職110番 公式サイト
できればもう出社したくないのですが、業務の引継ぎはしなくてもよいですか?
引継ぎをしないまま退職の交渉を会社と進めることは可能ですが、あまりおすすめはしません。仮に業務の引継ぎをせずに退職をし、就業規則上の減給の制裁にあたった場合、もらえるはずの賃金がカットされるなどの事態が発生する可能性もあります。相談の上、最良の形で退職できるように進めてまいりましょう。
引用|退職110番 公式サイト
「退職代行サービス」を利用すれば、本当に退職出来ますか?
無期雇用契約(主に正社員)を会社と結ばれている場合であれば、正式な退職の意思表示を行ってから一定期間が経過すれば、必ず退職できる権利が民法627条で保障されています。
有期雇用契約(主に非正規社員)を会社と結ばれている場合は、原則として期間満了までの間に退職することはできません。しかし、民法628条にあるような「やむを得ない理由」がある場合には即時の退職が認められる可能性があります。当サービスでは、弁護士が依頼者の会社と直接交渉を行うことで、退職を実現できたというケースがほとんどです。
引用|退職110番 公式サイト
退職時に未払い残業代がある場合には、一緒に対応することができますか?
近年では未払い残業代の請求に関する事案も増えており、当サービスでも退職代行と一緒に対応をしていくことが可能です。そもそも退職の理由に未払い残業代が大きく影響していることも多くあります。弁護士から必要な証拠や対応についてお話をさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。
引用|退職110番 公式サイト
退職代行中や退職後に、自分(依頼者)宛に会社から直接連絡が来ることはありますか?
まず退職代行にあたって、弁護士から会社に対して、「一切の連絡は弁護士を通じて行うように」と伝えてから対応を行いますので、会社から弁護士を介さずにご依頼者様に直接連絡が来る可能性はかなり低いと思います。また会社からの損害賠償請求などについても、法に則って退職を進める中で、弁護士が交渉も含めて対応にあたります。
万が一、会社からご依頼者様へ電話やメール、LINEなどが来た場合でも基本的には対応する必要はありません。もし間違えて電話に出てしまった場合などでも、弁護士に対応を任せている旨を伝えて、電話を切ってしまって問題ありません。しつこく連絡が来る場合などには、その都度適切な対応を行います。
弁護士ではない退職代行サービスを利用する際には、そもそも弁護士法違反の危険性も高く、会社から損害賠償を受ける場合などにご自身で対応を行わなければならないリスクもあります。十分ご注意ください。
引用|退職110番 公式サイト
出来る限り早く退職したいのですが、「即日退職」はできますか?
無期雇用契約の場合は、退職の申し入れは随時会社へ行うことが出来ますが、法的に退職が可能になるのは申し入れの日から14日が経過した後となります。また、この間に有給休暇が残っている場合には消化することができます。有給休暇がない場合や、残りの有給を放棄して即日の退職をご希望されるようであれば、出来るだけその要望が叶うように弁護士が会社との交渉を致します。
具体的には、お申込みおよびクレジット決済完了の確認後、退職手続きの実行に移っていく流れになります。例えば当日の午前にお申し込みおよび決済の確認が完了した場合、その日の午後に退職の手続き・退職実行をする事も可能です。
引用|退職110番 公式サイト
親や家族に退職することを知られたくないのですが、対応して頂けますか?
弁護士が会社側へ連絡する際には、「基本的に連絡はすべて弁護士を通すこと」「ご本人やご両親には連絡しないようにすること」をお伝えしています。しかし、稀にではありますが、会社から依頼者様自身やご家族の方へと連絡があるケースもございます。懸念されるような事態がございましたら、先に弁護士へご相談ください。可能な限りでの対策を取らせていただきます。
また依頼者様が未成年である場合には、必ずご両親の同意が必要となります。この場合には事前にご両親のご同意を得られた後に、お申込みいただければと思います。実際に依頼いただいた際にはご両親宛てにサービスの委任契約書など必要な書類一式を送付いたします。
引用|退職110番 公式サイト
月途中の給与や退職金はどうなりますか?また、失業保険の手続きに必要な書類はもらえますか?
月の途中であることは関係なく、給料とは「労働の対価」ですので、日割り計算や時間計算などにより労働者へ正当に支払う義務が会社には課せられています。
退職金については各会社ごとに就業規則などで取決めがあるケースが多いので、その内容に従って支払われる形となります。
失業保険の手続きに必要な「離職票」や「雇用保険被保険者証」の交付は、法律上会社の義務とされています。弁護士から郵送などで書類を送付してもらうように会社側へ交渉を行います。その後、ハローワークで手続きをして、雇用保険受給に関する所定条件を満たせば、支払われますのでご安心ください。
引用|退職110番 公式サイト
退職110番を利用する流れ
退職110番を利用する場合、退職までの流れは以下の通りです。
【退職110番の利用の流れ】
①問い合わせ・申し込み
②支払い
③必要書類の提出
④退職代行の実施
⑤書類の手続き
⑥退職完了
①問い合わせ・申し込み
まずは退職110番 公式サイトより、問い合せフォームから無料相談を行います。
②支払い
正式に申し込みを決めたら料金を支払います。
金額は一律43,800円(税込)です。
支払方法はクレジットカード決済(VISA、JCB、MASTER、AMEX)のみとなります。
※万が一退職できなかった場合は全額返金となりますので、ご安心ください。
③必要書類の提出
申込み後、必要書類(給与明細などの会社在籍の証明書等)をデータで提出します。
※退職届は弁護士側で用意してくれます。
※代行内容によっては、最終打合せが必要となる場合もあります。
④退職代行の実施
弁護士により、勤務先に退職代行を弁護士名義の退職通知を送り、退職代行が実行されます。
この際に、以下手続きを申し入れます。
・有給休暇の消化申請。
・貸与品の返却や引き継ぎ、退寮などの退職に際しての事務手続き手配。
・「離職票」「源泉徴収票」「雇用保険被保険者証」「年金手帳」などの郵送手配。
⑤書類の手続き
返送が必要な手配物などで署名や捺印が必要なものがあれば対応します。
⑥退職完了
有給期間の消化後、退職日を迎えたら退職が完了します。お疲れさまでした。
退職110番と他のサービスを比較
退職110番と他サービスの比較一覧表を作成しましたので、参考にしてください。
サービス名 | 種類 | 料金(正社員) | 料金(AP) | 早さ | 有給・退職金・ 残業代交渉 | 後払い |
退職代行CLEAR | 労働組合 | ¥18,000 | ¥11,000 | 〇 | × | × |
退職代行モームリ | 民間企業 | ¥22,000 | ¥12,000 | ◎ | × | 〇 |
退職110番 | 弁護士法人 | ¥43,800 | ¥43,800 | △ | 〇 | × |
退職代行 即ヤメ | 民間企業 | ¥24,000 | ¥24,000 | ◎ | × | 〇 |
退職代行ガーディアン | 労働組合 | ¥29,800 | ¥29,800 | 〇 | × | × |
弁護士法人ガイアの退職代行 | 弁護士法人 | ¥55,000 | ¥55,000 | △ | 〇 | × |
弁護士法人みやびの退職代行 | 弁護士法人 | ¥55,000 | ¥55,000 | 〇 | 〇 | × |
退職代行のABAYO | 民間企業 | ¥22,000 | ¥22,000 | 〇 | ※ | × |
退職代行J-NEXT | 民間企業 | ¥20,000 | ¥20,000 | 〇 | × | × |
男の退職代行 | 労働組合 | ¥26,800 | ¥19,800 | ◎ | × | 〇 |
辞めるんです。 | 民間企業 | ¥27,000 | ¥27,000 | ◎ | × | 〇 |
退職代行Jobs | 民間企業 | ¥27,000 | ¥27,000 | △ | × | 〇 |
退職代行ネルサポ | 民間企業 | ¥22,000 | ¥22,000 | 〇 | × | × |
退職代行ニチロー | 労働組合 | ¥28,000 | ¥28,000 | 〇 | × | × |
女性の退職代行【わたしNEXT】 | 民間企業 | ¥29,800 | ¥19,800 | ◎ | × | 〇 |
一方で、選ぶ基準によっては退職110番よりもあなたに向いているサービスもありますので、代表的な2つの観点でおすすめできる他サービスについても簡単にご紹介します。
退職110番よりも「安く」退職したい場合
まずは、「安さ」を重視したい場合にオススメの退職代行サービスです。
1位 退職代行CLEAR
退職代行CLEARの料金は正社員・派遣・契約社員で18,000円、アルバイト・パートでは11,000円と、業界最安値級の価格設定になっています。
過去50,000件以上の退職代行実績があり、法適合の労働組合が運営する確実性が安心感のポイントです。
とにかく安く!という希望には一番応えられる退職代行サービスですので、おすすめしました。
2位 退職代行J-NEXT
退職代行J-NEXTの料金は20,000円と低めで、印刷済みの退職届や郵送封筒など、退職の際に必要な書類一式を郵送で送ってくれる「退職スターターキット」をサービス内容に含んでいます。
また、退職代行以外にも職業紹介を事業として行っているため、無料で転職支援のサポートもしてくれることも魅力です。
3位 退職代行のABAYO
退職代行のABAYOの料金は雇用形態にかかわらず22,000円と安く、有給休暇の取得申請に会社が応じてくれなかった場合には会社との交渉が可能な弁護士を紹介してくれる、という二段構えのサポート体制が特徴です。
また、無料で転職支援のサポートもしてくれるため、退職から次の仕事に就くまで一貫して支援してもらえるという点も魅力ではないでしょうか。
退職110番よりも「早く」退職したい場合
続いては、今すぐにでも辞めたい!今日中に会社に連絡して、今日から出社したくない!という方に特におすすめできる「早さ」を基準としたオススメサービス3選をご紹介します。
1位 退職代行 即ヤメ
退職代行即ヤメは「どこよりも速く」スピード退職できることを売りとしている退職代行サービスです。
退職代行サービスの中では珍しい「後払い」の料金形態で、最短10分で退職が可能。
会社への連絡をすべて代行してもらうことができ、嫌な社長や上司と連絡する必要なくストレスなく退職ができますので、「すぐに辞めたい!」という希望を叶えられます。
また、LINEで24時間いつでも無制限に退職の相談が可能なので、自分のペースですぐに相談が可能です。
2位 退職代行モームリ
退職代行モームリは「利用者の安心感」を最大限重視した利用者目線のサービス提供しています。最短当日の連絡はもちろん、退職率は100%を継続している中ですが、万が一希望通りに退職できなかった場合には全額返金をしてくれる他、後払いでの支払い方法や、業界初の来店・オンライン対応なオプションを用意。
また、社会保険給付金受給サポート、転職サポートなど、利用者が安心して次のステップに進めるようにサービスを整えています。
3位 男の退職代行 ※男性限定
男の退職代行は、創業18年という運営の長さがありながら退職成功率100%という実績を誇ります。日本退職代行協会(JRAA)の特級認定を取得しており、第三者機関の評価を得ている信頼性の高さがあります。
後払いもOKで、依頼から最短即日での退職が可能です。
利用者満足度も非常に高く、98%以上が「非常に満足」と回答していることから、サービスの質の高さがうかがえます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
退職110番について解説してきました。これまでの内容を簡単におさらいします。
<退職110番のまとめ>
・退職110番の料金は一律43,800円で、弁護士事務所の中では安い! ※税込
・退職110番は未払い残業代などの「金銭請求がある場合に一番オススメ!」
・「退職代行のみ」を希望する場合には退職110番より安いサービスがある!
<退職110番を利用するのがおすすめの人>
・有給休暇の消化などを、会社と交渉してほしい人
・未払い賃金・残業代・退職金などの金銭請求をしたい人
・退職にかかる手続きを「すべて」行なってほしい人
未払い残業代や未払い賃金、退職金の請求、慰謝料請求など、金銭請求をしたい場合にはまずは退職110番に相談してみてはいかがでしょうか。
あなたのはたらく時間が、1秒でも早く充実した時間になりますように。
30代前半男性正社員
クズみたいなトラブルもランキングで見つけた110番で解決。
以前から上司と上手くいっていない状態で、一度は自分から退職したいことを伝えたんですが、「たいして仕事もしてないのにすぐ辞めるのクズだ」とか「退職するなんてただの逃げ道」とか暴言で返される始末。クズ呼ばわりされてまで会社に残りたいと思わないわ。
なので退職代行サービスを使うことに。まぁ上司とトラブルになっているし法律的にも不安なところがあったのでランキングサイトで見つけた弁護士の110番にお願いした次第。クズと言われても自分で退職を進めた方がいいのか、トラブルになっているから退職代行に任せた方がいいのか、迷いながらも弁護士に依頼したけど、退職代行サービスをお願いして正解だった。
「なんで退職代行サービスを使ったんだ」って早速上司から。直接連絡するのは無しのはずだったのに。こんな上司だから日ごろからトラブルになるんだよ。
自分で話をしてたらどれだけクズ、クズ言われてたかわからない。無事に退職できてスッキリしました。
引用:退職代行口コミ評判ランキング